株式投資で見落としがちな賃借倍率という大事なやつ
株は当然企業の価値を見る。という事で
単純に考えたら株価が高い=大会社
ということになるのか!
ということになる…
わけではありません。
当たりまえですが、
株価が1000円で10000株発行していたらその会社の時価総額は1000万ですし
株価が500円でも100万株発行していたら時価総額は5億円なわけです。
とはいえ時価総額というのがその会社の「現在の価値」という事ではなく、株主たちが思っている会社の価値、なわけですね。
ざっくりですが。
でですね、テクニカルで株取引をするときに気にしたい事、
もちろんローソクと平均線は言わずもがななのですが、
自分は時価総額と賃借倍率も気にするようにしています。
単純に時価総額が低くて同じ株価の場合…
市場に出回っている株の総数は少ないですよね。
という事は自分が買おうとしている100株の価値が高いわけです。
なので
同じ100株でも値動きが段違いです。
何かのニュースがでて出来高が伴えすぐにS高が連続で…ということにもなります。
でも、超大企業で株価が例えば200円くらいだとしましょう。
でも何億株と発行しているわけで、
簡単には上げ下げしません。
だから安定する…という事でもあるんですけどね。
さて、買う際に
テクニカルではここが底値だ!とか、これはまだまだ上昇する相場だ!とか思ったりしますよね。
その時にいったん賃借倍率というものをみてください。
これは信用でどれだけ買われているか、売られているかの量を表しています。
たとえば
売りが
100で
買いが
10万
の場合…
買いで信用で参入している人間が売りよりもとてもおおい!という事です。
心理的にも現物だと握りっぱなし、という人は結構いますが、信用の場合は売り買いが前提です。
そもそもが買ってから、売ってから半年したら清算をしないといけない。という決まりがあります。
そんな中…買いがめちゃくちゃおおい…という事は、そのうち売り浴びせがくる。という事は確実にわかっている事なのです。
となると…その人たちがどの辺で買ったのかを知っておけば戦略が立てたてられますよね。
この10万株分の株は
いくらのあたりで買われたものなのか。それがわかればそもそもそれ以下ではおそらく売られません。
損切とかはありますけどね。
待っている形です。
チャートをみてみましょう。
例えば3か月前に一度ドカンと上がった形跡がありました。
出来高も伴っている。
で下がり方もみてみて…
するとおそらくここらへんで多くの人が仕入れたのでは?という仮説が立ちます。
なので
自分の場合ですが、その山が一度落ち着き…
さらにその時の初動の時くらいまで水準が落ちたら一度打診で買ってみる形が多いです。
それが仮に200円だとします。
でも多くの人が買ったのは250円らへんかな。と仮説を。
となると…250円以上にはあげたいんじゃないかな…
と思います。
なので利確を250近辺に合わせて玉を入れていきます。
底値っていうのは平均線で抵抗線を割り出してどれくらい固いのかを決めておきます。
もちろんそこに損切をいれておくことも忘れずに。
そうすると、
大体200を基準として考えたとき
負けるときは178あたりで損切に設定
勝つときは250あたりを。
※このときは半分利確にしておきます。そうしたら
買値で売ることになっても得するでしょ?
そういう形を淡々を続けていきます。
するとリスクよりもリターンが大きい構図ができていきます。
そのために毎日いろいろな銘柄のチャートを必要がありますが、
見ていれば
大体でおくれているところや、抵抗線ぎりぎりで我慢している銘柄など…翌日に期待できる銘柄が見えてきます。
そのうえで
上がり幅がありそうか、を時価総額で確認しつつ、
賃借倍率で安全にせめていけるか
を確認するとさらに安全度が増すんです。
これはあくまでも自分の方法なので、正解かとかわかりませんが、
わりとリスクは低めだと思います。
片っ端からチャートをみないとなので面倒ですけどね。
まぁそれは仕方ないです。
なので賃借倍率もみる癖をつけてみてください♪
では!